金買取の手数料「高すぎないか?」売却前に知っておくべき3つの知識

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2020年に入り、金を含む貴金属全体の相場価格が高騰し、様々なニュースでも注目されている。

中でも貴金属の買取店は「今が売却タイミング!高価買取!」とアピールしているが、ここで注意すべきは「金買取の手数料」である。

今回は、あまり買取業者が語らない貴金属買取の裏側について、リユース業界のプロが解説していきたいと思う。

1.金の買取に必ず手数料が掛かるワケ

貴金属の買取には必ず手数料が掛かり、1gあたりの価格から差し引かれています。

手数料は買取店の利益に直結しているため、必ず売買時に差し引かれている。

それは、貴金属の相場価格が公開されていることに関係している。

貴金属は巨大マーケットであり、世界的な相場レートというものが公表され、世界中の取引が円滑に行えるように整備されている。

ここで公表されているレートで買取を行うと、販売価格と同額で購入することになるため、買取店側に全く利益がなく、値下がれば一方的に損失を追うことになる。

そこで、顧客からの買取・販売に手数料を定めることで、貴金属の売買で利益が発生し、多少の値下がりでは損失を被り難くなるため、継続的な取引が行えるようになるという訳だ。

以上の理由から、貴金属の買取には必ず手数料が関わってくるのだ。

「金の買取手数料が無料」そのカラクリとは?

買取店の中には、手数料不要と記載しているお店もあるが、それはどういうカラクリなのだろうか?

「貴金属の買取で手数料は掛かりません。」というお店は、そもそも公開している買取価格レート自体が手数料を差し引いた価格だからであり、間接的に買取手数料は引かれていることになる。
(確かに、買取として手数料は別途頂戴しないという意味では合っているが。)

正直、上記例はまだ価格レートとグラムを掛け算すると金額が判明するだけ良心的。

中には、金買取の手数料を非公開にし、公表している買取価格は手数料を一切差し引いていないものを掲示しているお店もある。

こうなると、一見買取価格表では高額買取なのだが、いざ査定を受けると高い手数料を差し引かれてしまうという例が後を絶たない。

持ち込んだ手間から、多少納得できない価格でも買取を承諾したり、鑑定士の説得でそのまま手放すユーザーが一定数居るため、このようなやり方で営業しているお店があるのだろう。

2.金の買取手数料が低いお店とは?

金の買取手数料を低く設定できるお店として、以下なような条件を満たしていることが多い。

  • 加工を自社で行える環境があるかどうか。
  • 競合他社の多い地域に出店しているか
  • 自社販売を行っているか

といった部分が関係してくる。

加工環境について

買取後の金製品をそのままの形で販売するのみではなく、溶かして別の形で再利用することがある。

この時、自社で金属加工を行うのか、別の業者に加工を委託するのかで大きく買取価格は変わってくるだろう。

なので、金のインゴット(所謂延べ棒)のような溶かして再利用する必要が無い製品とは買取価格が若干異なることもあるので注意だ。

競合他社の関係

都心の買取店であれば、必然的に価格競争が激しく、買取に関しても平均相場が高くなる訳だが、競合他社が少ない・全くない地域の買取店は、買取価格が低いという例も多い。

ライバル店が居ないから、価格競争を意識せずに買取を行っている訳だ。

そのため、少なくとも競合店があるエリアで買取店を探すことをオススメしたい。

自社販売の有無

買取後の製品を自社で直販(通販/店頭等)で販売しているかどうか?はとても重要な項目。

自社で販売していない場合、別の企業や買取店を介して収益化するため、買取価格はやや低めという印象。

溶かして再利用する貴金属については、基本的に直販はあまりないが、ブランドのアクセサリーや再販価値が高い物については直販できる環境にある買取店の方が高く買取れる可能性が高い。

3.金の買取で注意したいこと

金の買取手数料は、業者側が自由に設定できるため、高すぎる手数料を差し引かれないためにも中が必要だ。

「買取手数料」という名目ではないとして、「査定手数料」「目減り料」「加工料」などで差し引かれることもある。

大きく損しないために、具体的に留意すべき事項をご紹介しよう。

手数料の事前確認をしておく

事前に電話連絡をし、買取レートを聞いた上で、「重さ×レートの価格から、別途差し引かれるものはありますか?」と素直に聞いてみるのも手だ。
(ここで、手数料は電話で答えられないというお店は要注意。正確には金の種類によって違いが出ることもあるが、概算くらいは答えられるはずだ。)

査定に持ち込む前には、事前に今日の相場レートを確認しておき、買取店が提示してくる価格とどの程度乖離しているかを把握する。

その後、納得出来れば買取成約の流れへ、不満であれば別の買取店に持ち込むのも良いだろう。

出張買取・アポなし訪問には気を付ける

金相場が高騰した2000年代においては、悪質な訪問買取・出張買取によるトラブルが多発していた。

金製品の買取を出張買取で依頼するケースであればよいが、下記パターンには注意が必要だ。

  • 着物/古銭/切手など、別商材の出張買取で訪問した査定員から「金製品の有無」を聞かれた。
  • セールス電話で「不要な金製品はありませんか?」と聞かれた。
  • 突然訪問したきた営業マンから「どんな金製品でも買い取るので」と言われた。

年々少なくなっているが、頼んでもいないのに貴金属製品を執拗く要求されるケースや、ずかずか家の中に入って金製品を探そうとしてくる「押し買い」トラブルに発展するケースがある。

また、金製品・古銭・骨董品・切手・着物などは所有者の年齢層が高いケースが多く、情報に疎いことから悪質業者の格好のターゲットになりやすいので気を付けたい。

複数社の査定結果を比較する

最後にして最も重要なポイント「査定比較」

貴金属の買取は、他のブランドバッグ・高級時計などの商材と異なり、グラム単位の買取価格表を公表している買取業者が多いため、単純に高い価格表のお店に持ち込んでしまいがちである。

しかしながら、買取価格表から手数料が差し引かれるケースが多々あり、結果として別の買取店の方が高額だったというケースも少なくない。

事前にWebサイトから写真や重さの情報を伝えて、複数の買取店から大体の査定価格を提示して貰うと効率的だ。
(※ただし、手数料の件は必ず確認するようにしよう)

これを行わず、業者側が公開している買取価格表を頼りに査定依頼した結果「手数料が高く、持ち帰るのも手間なので泣く泣く手放した。」なんてことは絶対に避けるべき。

複数の買取店への査定依頼が面倒な方には、「一括査定サービス」の利用がオススメだ。

貴金属査定の窓口より

一括査定サービスは、一度の申し込みで全国の買取店(最大10社)へ査定依頼が送付できるという便利な仕組みで、簡単に一番高く売れるお店を見つけることが出来るのだ。

一括査定という性質上、査定依頼を受けた買取店たちは競合を意識した価格提示を行ってくれるため、通常よりも高い結果になることもある。

利用は完全無料、24時間いつでもキャンセルOKなので、気になる方は一度全国の買取店に査定価格を尋ねてみては如何だろうか。

【貴金属査定の窓口】

https://brand-satei.me/gold/

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