金相場が東京オリンピックで上がる理由、売却タイミングはいつなのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

金相場の上昇と共に、様々な意見が飛び交っていますが、リユース業界のプロであり、貨幣歴史・仮想通貨市場を勉強している筆者が端的に解説いたします。

小難しい話は抜きに、なるべく分かりやすく執筆いたしましたので、見出し部分だけでも頭に入れておいていただけるとご参考になるかと思います。

筆者の結論、売却タイミングは現在~少し先が良し。

筆者の個人的な見解では、金相場のピークは今~来年くらいかなと考えています。

現在はコロナウイルスの影響もあり、世界中の雇用や金融経済が不安定になっていることから、貴金属という低リスク資産が好まれているのではないでしょうか。

そのため、需要の高い今の時期か、もう少し先のピークを待ってみるかの二択が良いのかなと考えます。

世界経済が安定すれば、徐々に安全資産よりも投資・投機的な動きを好む資産家も増えると思いますので、一旦価格は下落すると思われます。

金相場は東京オリンピックで上がるのか?

様々なサイトで2020年東京オリンピックと金相場が関連付けられて解説されていますが正直、オリンピックと金相場はあまり関係がないと筆者は考えています。

東京オリンピックが金相場に影響を与えるとすれば、金メダルや記念硬貨等、オリンピック関連用途が増加すると予測している方もおられますが、オリンピックの金メダルはメッキ製であり、僅か数gの金しか使われていません。

上がる理由を考えれば、東京オリンピックの延期やコロナウイルスによる経済不安による要素が大きいと思われます。

金相場が上がる理由は「不安」である。

米国金利・投資ファンド情勢等々の小難しい話はさておき、一番の需要が高まるときは、情勢不安によるものです。

日本ではあまり考えられませんが、自国通貨に対する不安、戦争発展の可能性を考慮した時に、安全資産と呼ばれる価値が変動しにくい、低リスクな資産を持つ傾向があります。

例えば日本円は、日本国の信用に基づいて発行される不換紙幣(※)です。日本国に信用が無ければ、その価値は保証されず、どの国からも相手にされない通貨となってしまいます。


不換紙幣とは?】

不換紙幣(ふかんしへい)
担保となる物との交換が保障されていない法定紙幣が不換紙幣です。
日本の1万円札を発行元の日本銀行に持ち込んでも、新しい1万円札と交換されるだけで、1万円の価値を担保する物と交換できるわけではありません。

昔のお金は、”兌換紙幣(だかんしへい)”と呼ばれ、交換所に持って行くと額面相当の品と交換して貰えたのです。金本位制なら、1万円持って行くと、1万円分の金と交換してくれたってことですね。

なぜ、分かりやすい兌換紙幣から、不換紙幣へと切り替わったのか?

その答えは戦争にありました。
経済的に苦しい国は、戦費の歳出に頭を悩ませることになります。
そこで、取り急ぎ担保が無くても発行可能な貨幣を作ってしまおうと出来た制度が、不換紙幣制度の走りになっています。


政治不信・戦争発展等の情勢変化により、自国内で通貨の価値が大きく変動したり、他国との不均衡な貿易が発生すると、国の経済信用度は低下し、通貨の信用も落ちていきます。

こうなると、他国通貨と交換する時のレートが不利になるため、自国通貨の資産全てが大打撃を受けてしまうという訳です。

これを避けるために、全世界共通で安定的な価格を維持している貴金属を資産として持つことで、リスク回避を試みる資産家が増えるということに繋がっていくということですね。

金相場が下がる理由は「安心」である。

逆に、金相場が下がる理由とは何かと聞かれれば、端的に「安心」だと答えます。

戦争の終結、災害復興、恐慌からの脱出等々、国・人・企業に対して安心が訪れたタイミングが、金相場のターンニングポイントになることでしょう。

それは、金を持つということは、金利・配当が無い資産を抱えているという状態です。

つまり、企業が成長・国の発展が見込めるタイミングは、彼らが積極的に投資や投機を促すタイミングということになります。

すると、金で資産を寝かせるよりも、分散投資や預貯金に回す人々が増えるため、金の需要低下に繋がると筆者は予測しています。

安心すると攻めの資産、不安な時は守りの資産と切り替えて運用している方が多いということですね。

2009年~2013年のリーマンショックを思い出すと分かりやすいです。
資産規模が米国証券第4位という超大手企業「リーマン・ブラザーズ」が経営破綻し、米国経済への不信感から世界規模の超大打撃を与える恐慌へと繋がっていきました。

このとき、金相場は1g3000円台に届くか?というラインで推移していましたが、2013年まで高騰を続け、1g5000円台にまで大きく膨れ上がりました。

正しく、金融危機が資産家たちを守りの資産に誘導させたタイミングだと言えますね。

その後、米国による金融緩和(大規模な経済支援)によって米国経済は徐々に安定を取り戻し、金の価格も落ち着いていきました。

金相場の上がる理由と売却時期まとめ

金相場は「不安」で上昇し、「安心」で下落する。

経済不安・政治不信等の影響で価格変動を起こす資産よりも、市場が大きくて価値が安定している”金”は、安全資産として注目されていることから、「不安」で需要が上昇する資産と言える。

逆を考えれば、安全資産の金は配当や金利を生み出さない。国内情勢や経済が安定してくれば、資金を寝かせるよりも分散投資を試みる人々が増えることから、「安心」で需要が下落する資産と言えるだろう。

これらを考えると、売却タイミングはコロナウイルスによる経済不安・情勢不安が起きているこのタイミング、もしくはこの後に控えるピークを狙うべきだろう。

ラトビアの情勢不安で仮想通貨であるビットコインが急速に広まっていたり、自国通貨の代替品を求めて資産を安全なものに変えておきたいというニーズは高まっている。

今このタイミングこそ、金を手放す良い機会かもしれない。
あくまで筆者の考えなので、一つの参考程度に受け取って頂けると幸いです。

最後に、もし貴金属の売却を考えている方は、ぜひ一括査定サービスを利用して、複数社の見積もりを見てから売却を行っていただきたい。

比較するだけで数万円単位の差額が判明する事例が多数確認されているので、一番高く売れる買取店が簡単に見つかる。

利用は無料、24時間対応している。

【貴金属査定の窓口】
https://brand-satei.me/gold/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。